SSブログ

日日トルネフ1117 [ ― 日日トルネフ]

IMG_20240402_073935.jpg

 ICO という名作の誉れ高いゲームをご存知の方は多いと思います。play station 2のゲームでしてファンも非常に多く、某もその一人です。
 コンセプト、ストーリー、キャラクター、画像と何もかも素敵なのですが、劇中(正しくはゲーム中ですね。)の音楽がこの作品を最高なものに仕上げています。その音楽のうち、ICOのテレビCMでも使われていた主題歌ともいえる「ICO - You are there」という曲は、Steven Geraghty さんが歌っています。この方は(ネットで調べた限りですが、)Libera というボーイソプラノユニットで、幾多のヒット曲のメインボーカルを務めていたようです。

 Libera で思い出すこととして、このユニットの奏でる曲にSalve Meがあり、最近もまた録画を繰返し視ていますナスD大冒険の青いポクスンド湖に到達するシーンの音楽がこのSalve Meです。
 その場面のために作曲された如く、大事なところで静かに・厳かに演奏されます。

 それで繋がったのですが、ナスD大冒険の個人的No.1であるポクスンド湖発見シーンを最初に拝見したとき、何故か「まるでICO」のように感じていました。その「感じ」は錯覚や勘違いではなく、時間を隔てて別の才能が創出した作品(場面)であるのに、それぞれの大事なところが同一線上にあったことが理由でしょう。音楽が共鳴させてくれたと思います。

 聞き比べると(ネットで両方聞くこと可能です。)、違う場所で同じ調和にあるような、不思議でありながら納得の感覚を得ます。