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連日トルネフ1413 [ ― 連日トルネフ]

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 「名盤ドキュメント キャンディーズ『年下の男の子』~彼女たちのJポップ革命」を録画していたのですが、とても素晴らしい番組でして途中繰り返してばかりで、なかなか視終えることができずにおりました。1ヶ月以上過ぎましたが、先日ようやく最後に辿り着きました。ずっと没頭していました。

 世代からキャンデーズと離れなれないという個人的な理由があって、番組に没頭してしまうことは明明白白なのですが、この番組はアルバムコンセプトの解説や、音楽を創作することの楽しみが溢れる番組として素晴らしいと感じます。名盤であるがゆえに多くの名曲が揃っていますが、凝縮された一時間番組の中で、やはり「春一番」が最高でした。
 その「春一番」について番組中でのマーティの解説が優しく、鋭く、そして深く、それを受けてアルバムのスタッフ(つまりはこの番組の主役たち)が感謝しているシーンの切り替えが秀逸です。

 番組最後の「まさに、なんかあの、口の中で溶けた春のような、いつ思い出しても人の心に甘いものが残るような。。。(。。ちょっと詩的なこと言い過ぎました?)。。そういうキャンディーだと思います。清水ミチコです。」と、ミッチャンが照れ笑いしながら語ってくれてことが全てを総括してくれていたように思います。
 番組の台詞をそのまま転記するのはルール違反かもしれませんが、許していただけるでしょう。許してくれると思わせるように、みんな大好きなキャンディーズを、みんなで語っている、そこに名盤が生まれるということのようです。

 録画を残しておくことができずにおりまして、春が来た頃にもう一度再放送してください。清水ミチコです。