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連日トルネフ743 [ ― 連日トルネフ]

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 土曜日は刑事コロンボ視てしまいます。昨日は「別れのワイン」でした。人気もあり傑作の誉れ高い一作です。シナリオが素晴らしく、論理的に成立しており、かつ、人間の内面を抉るドラマとして完成されていることが理由と思います。

 ワインに心血注ぐ兄と、企業経営に新しい考えを導入したい弟との確執が動機であり発端のワイナリーの殺人事件ですが、この事件は18日の火曜に雨が降っていたのか、いなかったのかということから犯人のアリバイが崩れ始め、そして殺人事件の絡まった糸が解けます。
 詳しく実際は、実はコロンボ刑事は犯人の目星はついていますから、その犯人のアリバイ作るための偽装の矛盾点から犯人を自白に追い詰めていきます。犯人の悲しさとか事件発生の必然性と動機が見事に成立している名作です。

 この1月も18日は火曜でした。この事件の日数・時間の時系列と、この1月のカレンダーとは同じであったということです。そのうえで絶対間違いないとはいえないものの、このワイナリーの事件の解決の日、つまりはコロンボ刑事の愛車peugeot 403 convertibleで犯人を警察まで送ったのは29日の土曜日です。(勝手な推測です。)。それはつまり昨日の放映日です。

 18日が火曜日であるこの1月に合わせて「別れのワイン」を放送してくれたに違いありません。感動が上乗せされました。もちろん、あくまでも推測と身勝手な解釈によるものですが感動は感動です。

 また視ます。